尿路結石(尿管結石)を20代で体験した話

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今回は、私が20代で体験した尿路結石(尿管結石)について紹介したいと思います。

私が体験した尿管結石は本当に激痛で、

突然激しい痛みに襲われ、倒れてしまうほどの痛みでした。

この記事では、
尿路結石の体験談以外にも予防法についても紹介しているので、少しでもお役に立てばと思います。

目次

尿路結石とは

まずはじめに、

「尿路結石って何?」と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

尿路結石とは、尿の中に含まれているカルシウムやシュウ酸などが結晶化し、尿路で結石ができることをいいます。

出来る場所によって呼び方が違うそうですが、

尿の通り道である「腎臓・尿管・膀胱・尿道」を尿路というので総称して「尿路結石」と呼ぶそうです。

腎臓にできるものは「腎結石」
私が体験したのがコチラ↓
尿管にできるものは「尿管結石」
膀胱にできるものは「膀胱結石」

また、

尿路結石は、男性の7人に1人、女性は15人に1人が生涯に経験すると言われている病気で、再発率が高いといわれています。

【体験談】激痛の尿管結石(20代)

突然の激しい痛み

ある日の朝(季節は8月)いつもより早く目が覚めたので、少しの間ベッドで横になっていました。

横になっていると少しお腹が痛い感じがしたのでトイレに行くことに・・・
(このときは何か出るような感じはなく、ただお腹が少し痛い感じでした。)

トイレに移動していると途中で具合が悪くなり、少し吐き気がする感じだったので洗面所に向かうことにしました。

すると、

洗面所についたとたん突然左わき腹と左わき腹の背中側に激しい痛みを感じ床に倒れました。
(この時は、本当に起き上がれないぐらいの激痛です。)

すぐに、

物音を聞いた家族が来ましたが、しばらくその場から動けませんでした。

痛みが少し和らいだところで、私はリビングに移動し横になっていました。
(病院もまだ時間外だったため)

痛みは強いときと少し弱くなるときなど、波がある感じです。

その後、

何とか着替えて家族に病院まで連れて行ってもらうことになったのですが、

車での移動中は振動でとても痛かったです(´;ω;`)

痛みの原因は「尿路結石」

病院に着くとレントゲンと尿検査をすることになりました。
(尿検査では、はじめて血尿が出たのでビックリです(゚д゚)!)

レントゲンと尿検査が終わり、待合室で待っているときも痛みが強く、

看護師の方が心配されて、痛みや炎症をおさえるための坐薬を入れてもらうことに・・・(lll¬ω¬)
(坐薬の方が錠剤を飲むよりも効くのが早いそうです。)

恥ずかしい(/ω\)気持ちを抑えながら坐薬を入れてもらい、少し話しが聞けるようになったところで医師から説明がありました。

その説明によると、

痛みの原因は「尿路結石」で、20代などの若い方も増えてきている病気ということでした。

左の尿管に7mmほどの結石があり、

結構大きいので、

「体外衝撃波結石破砕装置で結石を砕いて体外に自然排出させるか」、

「飲み薬で少し様子を見るか(自然排出できるかどうか)」

どちらにしますかと言われました。

体外衝撃波結石破砕装置での治療は、入院しないといけないということだったので飲み薬で様子を見ることにしました。
(医師の話では、10mmの結石を自然排出した人もいるということだったので・・・)

体外衝撃波結石破砕装置とは
外科手術をせずに体外から衝撃波をあてて、結石のみを細かく破砕する治療方法で、破砕された結石のほとんどは尿とともに自然に体外排出されます。
1回の治療で破砕される場合もあれば、数回治療が必要となることがあります。

結石が自然に排出されるのを待つことに

まずは、

1週間様子を見ることになり、適度な運動や水分を多くとるように言われ、痛み止めの薬(飲み薬と坐薬)と尿を出しやすくする薬を出してもらいました。
(水分はできれば水が良いそうです。)

1週間後病院でレントゲンを撮ると結石の場所が下がってきていたので、そのまま飲み薬で様子を見ることになりました。

その後は、

1週間~2週間ほどの頻度で病院に行き、レントゲンで結石の位置を確認したり、薬を処方してもらったりしていました。
(病院に行って薬をもらうようになってからは、激しい痛みは特になかったです。)

結石が下がってきているのがレントゲンで確認できていたので、そのまま自然排出されるのを待つことになり、
(結石が動いてなかったら、体外衝撃波結石破砕装置での治療で入院しないといけなかったかも!)

1か月以上たったある日の夜、尿とともに結石が排出されました~ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
(排出時は痛みも特になかったです。)

本当に7mm程の大きさの結石だったのでビックリです。
(色は黒色の結石でした。)

医師からは結石が出ても病院に来るようにと言われてましたが、結局行っていません。

(m´・ω・`)m ゴメン…

ですが、無事排出されたので良かったです。

尿路結石の予防法

・水分をしっかり摂る
水分をあまり摂らない状態では、尿が濃くなり結石ができやすくなるのでしっかりと水分補給をすることが大切です。

・シュウ酸を摂りすぎないようにする
シュウ酸を多く含む食品は、ほうれん草、たけのこ、さつまいも、レタス、ブロッコリー、なす、大根、ピーナッツ、バナナ、チョコレートなどです。
また、飲み物ではコーヒー、紅茶、緑茶、ココアなどに含まれています。

シュウ酸は水溶性なので、ゆでて調理をしたり、カルシウムと一緒に摂取することで吸収を抑えることができるそうです。
なので、コーヒーや紅茶を飲むときは牛乳を入れるとシュウ酸の吸収を抑えることが出来ます。

・脂肪や塩分・糖分を控える

・カルシウムを摂る
カルシウムを含む食品をとることで腸内のシュウ酸とカルシウムが結合して、
便として排出され、尿中にシュウ酸が増えないことがわかっているそうです。

・適度な運動をする

・寝る直前に食事をしないこと
睡眠中は水分が補給されないので、尿が濃縮されているそうです。
食後2~4時間で尿の中で結石の形成を促す物質の濃度はピークになるため、夕食は眠りにつく4時間前までに済ませるのが理想的だそうです。

尿路結石も生活習慣病の一つともいわれているそうなので、自分自身の生活習慣を見直してみましょう!

まとめ

今回は、私が体験した尿路結石について紹介してきました。

私自身、尿管結石は40代~50代ぐらいからなる病気だと思っていたので、特に意識したことはなく、20代の私がなるとは思ってもいませんでした。

予防法などを調べていると、自分自身あまり水分をとらないので、それも原因の一つかなと思います。

なので、

尿管結石になってからは少し意識して水分をとるようにしています。

みなさんも、ぜひこの機会に自身の生活習慣を見直してみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました_(._.)_

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