【最近、髪が薄くなってきた?】薄毛になる原因と対策は

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最近、髪が薄くなってきたと感じることはありませんか?

将来的に薄毛に不安を感じているという方も多いはず!

そこでこの記事では、
「薄毛になる原因」について紹介します。

「最近、抜け毛が多い」

「髪が薄くなってきた」

と感じている方は、参考にしてみてください!

目次

薄毛とは

薄毛は、髪の量が減って地肌が見えてしまう状態のことをいい、

特に男性の薄毛症状の多くは、AGA(男性型脱毛症)と言われています。

このAGAは、成人男性にみられる髪が薄くなる状態のことで、生え際や頭頂部の髪の毛が薄くなるのが特徴です。

主に、遺伝や男性ホルモンが原因だと言われています。

また、

AGA以外にもストレスや偏った食事などでも薄毛になるみたい・・・

薄毛の主な原因

1.男性ホルモン

男性ホルモンにはいくつか種類があり、

その中の1つ「テストステロン」と呼ばれる男性ホルモンが、「5αリダクターゼ」という酵素と結合することで、

薄毛発症のきっかけになると言われています。

テストステロン・・・筋肉や骨の成長促進や精神状態を安定させる役割がある。

5αリダクターゼ・・・皮脂腺や毛乳頭細胞に存在する酵素の一種。

「テストステロン」が、「5αリダクターゼ」と結びつくと、「ジヒドロテストステロンDHT)」が生成され、より強力な男性ホルモンに変換されます。

変換されたDHTは、

前頭部(髪の生え際)や頭頂部の毛乳頭細胞に多く存在する「男性ホルモンレセプター(受容体)」と結合します。

受容体・・・生物の体にある外界や体内からの何らかの刺激を受け取る構造のこと

男性ホルモンレセプターがDHTと結合すると、「TGF-β(トランスフォーミング増殖因子-β)」と呼ばれる脱毛因子が増加します。

この脱毛因子TGF-βは、

脱毛や髪の成長を止める命令を毛母細胞に出し、髪の毛のヘアサイクルを乱すため、髪が十分に育つことができず、抜けやすくなります。

このように脱毛が進行し、結果的にAGAを発症してしまうそうです。

2. 遺伝

男性のAGA(男性型脱毛症)は、遺伝による影響が大きいと言われています。

AGAの原因となる遺伝子情報がこちら👇

5αリダクターゼの活性度
優性遺伝なので、母親か父親のどちらかでも「5αリダクターゼの活性度が高い遺伝子」を持っていると子供へ引き継がれてしまう可能性が高まります。

男性ホルモンレセプターの感受性
親から子だけではなく、祖父母以前の先祖からも遺伝子情報を引き継いでしまう隔世遺伝(かくせいいでん)のため、両親が「男性ホルモンレセプターの感受性の高い遺伝子」を持っていなくても、先祖がその遺伝子情報を持っていれば引き継いでしまう可能性があります。

ただし、

男性ホルモンレセプターの感受性は、母親の家系からのみ遺伝すると考えられています。

これらの遺伝子情報は、親から子供へ引き継がれやすいという特徴があり、

上記のどちらか一方、または両方の遺伝子情報を親から引き継いでいる子供は、AGAを発症する可能性が高くなります。

3. ストレス

ストレスは直接的に薄毛に関係しているというよりも、間接的に影響している可能性があります。

自律神経の乱れ

精神的なストレス(仕事など)、過労、不規則な生活などによって、自律神経が乱れてしまいます。

自律神経は、自分の意志とは関係なく働いており、内臓や体温、血流などを調節している神経系のことです。

この自律神経が乱れることで、血流が悪くなってしまい、抜け毛や薄毛になってしまう危険があります。

ホルモンバランスの乱れ

ストレスによってホルモンバランスが崩れると、男性ホルモンが過剰に分泌されてしまいます。

このときに、

男性ホルモンの一種である「テストステロン」と、「5αリダクターゼ」という酵素が結びつくことで、

「悪玉男性ホルモン(DHT(ジヒドロテストステロン))に変換され、薄毛の症状が現れるそうです。

また、

男性ホルモンが増えると、皮脂も過剰に分泌されてしまうため、皮脂腺が詰まりやすくなり、ニキビが増える原因にも・・・

亜鉛不足

ストレスがかかると体内で亜鉛が消費されてしまいます。

亜鉛は「アミノ酸を再結合してケラチンを生成する」のに必要な栄養素で、

このケラチンは、毛髪や皮膚、爪などを形成してくれる成分になります。

亜鉛が不足してしまうと、抜け毛や薄毛につながる可能性も!

亜鉛には、5αリダクターゼを抑制する効果が期待できるので、薄毛や抜け毛予防にもつながると言われています。

4. 食生活

食事では、薄毛の原因になる高糖質高カロリー、高脂質の食べ物を摂りすぎないように注意しましょう!

高カロリー・高脂質な食べ物(ラーメンやファストフード、揚げ物など)は、

皮脂の分泌量を増加させるため、毛穴づまりの原因になる可能性があります。

毛穴が詰まることで、髪の成長に必要な酸素や栄養が頭皮に行き渡りにくくなり、

これによって抜け毛が増え、薄毛進行のリスクが高まります。

タンパク質やビタミン、ミネラル・亜鉛などをバランス良く摂るようにしましょう!

5. 睡眠不足

なぜ、睡眠不足が薄毛の原因になってしまうのか?

それは、

毎日髪や肌、爪などの成長に必要なのが、成長ホルモンだからです。

成長ホルモンは、炭水化物、タンパク質、脂質の代謝を促進させる作用や、アミノ酸の吸収率を上げて、タンパク質の合成を促す作用があります。

そのため、

睡眠不足になると、成長ホルモンの分泌が減少してしまい髪に必要なタンパク質の合成が十分に行われなくなることから、薄毛の原因となってしまうみたいです。

成長ホルモンは運動後などにも分泌されますが、多くは睡眠中に分泌されています。

6. 頭皮環境

髪のべたつきやフケ、かゆみといった頭皮トラブルは起こっていませんか?

頭皮環境の悪化や頭皮の血流が悪く(血行不良)なると、髪の毛や頭皮に必要な栄養が行き届きにくくなります。

そのまま、頭皮環境が悪い状態で放置していると髪が細くなったり、薄毛にもつながってしまうので注意してください。

紫外線を長時間浴びる、ヘアケアが間違っている、洗浄力の高いシャンプーを使っているなど、頭皮環境を悪化させていないか見直してみましょう。

すぐにできる薄毛対策

ここでは、すぐできる薄毛対策について簡単に紹介していきますね!

食事

食生活では、たんぱく質、ビタミン、ミネラル(鉄分・亜鉛)、イソフラボンなどの栄養素を意識して摂るようにしましょう。
(イソフラボンには、男性ホルモンを抑制する働きがあると言われています。)

ストレスの解消(運動)

ストレスが溜まると、血行不良や不眠などの症状によって薄毛を進行させる原因になってしまいます。

それを解消するには、
脳内物質の「セロトニン」を増やすことが大切で、このセロトニンには、精神を安定させる働きがあります。

ウォーキングやランニングなどの有酸素運動は、セロトニンの分泌を促してくれる効果があるそうです。

質の良い睡眠

ノンレム睡眠という深い眠りのときに、多く分泌される成長ホルモンは髪と頭皮の修復・発毛を促してくれます。

成長ホルモンの分泌を促すためには、質の良い眠りをとることが重要です。

逆に睡眠の質が悪いと、薄毛や抜け毛の原因になってしまいます。

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育毛剤・発毛剤

薄毛対策として育毛剤・発毛剤も選択肢の一つです。

それぞれの違いはこちら👇

育毛剤・・・抜け毛の予防、今生えている髪の毛を育てたり・維持するもの。(医薬部外品

発毛剤・・・新しく髪を生やす「発毛効果」が認められているもの。(医薬品)

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まとめ

薄毛になるのを予防するには、高カロリーの食事を避けたり、質の良い睡眠をとるなど、規則正しい生活習慣が大切です。

日頃から意識しないとできないかもしれませんが、

自分の生活習慣を見直して、出来るものから改善していきましょう!

最後までご覧いただきありがとうございました_(._.)_

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