海洋深層水って知っていますか?
その名の通り海から取った水のことを言いますが、いったいどんな水なのでしょうか。
「海洋深層水、名前は聞いたことあるけど、どんな水かわからない」
「天海(あまみ)の水がちょっと気になっている」
という方は参考にしてみてください。
この記事では、
赤穂化成(あこうかせい)株式会社の海洋深層水「天海(あまみ)の水」について紹介しています。
海洋深層水とは
はじめに、海洋深層水について紹介しますね!
海洋深層水とは、
太陽光がほとんど届かない水深200mよりも深いところにある海水のことをいいます。
ちなみに、
太陽光が届き、活発に光合成が行われる海水や湖水のことを表層水というそうです。
海洋深層水には、マグネシウムやカルシウムなどのミネラル成分だけでなく、窒素やリン、ケイ素などの無機栄養塩も豊富に含まれており、
塩分濃度は、一般的な海水と同じ3.4%前後といわれています。
海洋深層水の特性
・水温安定性
表層水にない深層水の特性として、
水温が一年を通して低温で一定している(水温の変化があまりない)ため、水質が安定しているという特性があります。
・清浄性
「海水って産業排水や生活排水などは大丈夫?」
と疑問に思ってしまいますが、
海洋深層水は、陸水、大気からの汚染を受けにくい(環境汚染を受けにくい)と言われています。
太陽光が届かないため光合成がほとんど行われず、植物プランクトンは休眠状態となり増殖を止めてしまうので、
表層水に比べて有機物や細菌類が非常に少ないそうです。
また、
表層水と深層水の間には、水温躍層(すいおんやくそう)といわれる水温が急激に変化する層が存在し、
これが壁となって互いの水が混じり合うことはほとんどなく、水質的に異なる環境が作り出されるそうです。
海洋深層水 天海(あまみ)の水
赤穂化成(あこうかせい)株式会社の「天海(あまみ)の水」は、
高知県室戸(むろと)の沖合2200m、水深344mから取水された海洋深層水を使用されている飲料水になります。
室戸の海洋深層水は、マグネシウムをはじめカルシウム、カリウム等、多種類のミネラルを含んでおり、一年を通して水温は10℃前後と低温です。
海洋深層水の塩分については、
99%カットされているので、安心して飲むことが出来ますよ~
また、
「天海(あまみ)の水」の、硬度1200を1L飲んだ場合に含まれる塩分量は0.23g程です。
「天海の水」完成までの流れ
引用元:株式会社アコール海洋深層水「天海の水」3種類お試しセット
硬度について
硬度は、カルシウムとマグネシウムの量から算出します。
この数値が大きくなるほど、ミネラルを多く含みます。
WHO(世界保健機関)の基準では、
硬度が60mg/L未満を「軟水」、
60~120mg/L未満を「中硬水」、
120~180mg/L未満を「硬水」と言います。
硬度の計算方法が下の画像になります。
引用元:株式会社アコール
海の水と山の水の違い
一般的なミネラルウォーターのほとんどが山の水で、カルシウムを多く含んでいますが、
海洋深層水はミネラル分がバランスよく含まれ、特にマグネシウムを多く含んでいるのが特徴だそうです。
下の画像を見ると、ミネラル分がバランスよく含まれているのがわかりますね!
(天海の水と国内・外国産の山の水の比較)
引用元:株式会社アコール
マグネシウムは、
300種類以上の酵素の働きを助けていて、筋肉の収縮や神経情報の伝達、体温・血圧の調整にも役立っているそうです。
マグネシウムが不足すると、不整脈や骨粗しょう症、高血圧、筋肉のけいれん、神経・精神疾患などの症状を引き起こすといわれています。
なぜ高知県室戸沖の海洋深層水?
1 栄養豊富な海洋深層水
高知県室戸沖では、
深海にある海水が表層へ湧き上がる「湧昇流(ゆうしょうりゅう)」という現象が起こるので、深海の栄養豊富な海洋深層水を取水することができます。
この深海にある海水が湧き上がる場所を「湧昇域(ゆうしょういき)」といい、世界の海域の0.1%ほどしかないとされています。
2 清浄な水
海洋深層水を取水後、配管を通ってボトリング工場に水を運ぶ前にフィルターを通すそうですが、
そのフィルターは年に1度交換すれば充分といわれるほど、室戸沖の海洋深層水はきれいな水であることです。
3 汚染されにくい環境
室戸の周辺は、人の手が加えられていない自然のままの森林があり、海に流れ込む大きな河川もないため陸からの汚染にさらされにくい環境にあることです。
天海の水 3種類お試しセット
2Lの軟水(硬度10)・硬度250・硬度1000がそれぞれ1本ずつ入った飲み比べができるセットです。
それぞれの賞味期限は、製造日を含む2年までとなっています。
・口当たりが優しい「軟水(硬度10)」
・硬水が初めての方や、天海の水が初めての方にオススメな「硬度250」
・ミネラルをしっかり感じたい方にオススメな「硬度1000」
「硬度の違いで変わる水の味をお楽しみください」とのことでした。
このような時にオススメ!
・睡眠前や目覚めの一杯
・お風呂上り
・運動など汗をかいた後の水分補給
など
天海の水お試しセット(3種類)の使い分け
引用元:赤穂化成株式会社
【注意事項】
・個人差によって少し味がしますが、これはミネラルの味です。
・お腹が緩くなることがあります。(硬水を飲みなれていない方など)
(緩くなる場合は、飲む量を少なくしてみてください。飲みすぎには注意!)
・腎臓の機能が低下している方・乳児は、飲用を控えた方がいいそうです。
栄養成分表示
軟水 (2L当たり) | 硬度250 (2L当たり) | 硬度1000 (2L当たり) | |
熱量 | 0kcal | 0kcal | 0kcal |
たんぱく質 | 0g | 0g | 0g |
脂質 | 0g | 0g | 0g |
炭水化物 | 0g | 0g | 0g |
食塩相当量 | 0g | 0.09g | 0.38g |
マグネシウム | 4.0mg | 100.0mg | 400.0mg |
カルシウム | 1.4mg | 35.5mg | 142.0mg |
カリウム | 1.4mg | 34.5mg | 138.0mg |
まとめ
今回は、「天海(あまみ)の水」のお試しセットを購入してみました。
軟水はまろやかで飲みやすかったですが、硬度1000は多少塩っぽさ(塩分)を感じました。
硬度が上がっていくとやっぱり飲みにくくなりますね!
冷やして飲むと少しは飲みやすくなりますが、それでもミネラルの味が苦手な方は料理などで使用してみてください。
硬度別で海洋深層水を飲み比べたい方や
海洋深層水が気になっているという方は、
赤穂化成(あこうかせい)株式会社の「天海(あまみ)の水」を一度試してみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました_(._.)_