それぞれの寝姿勢の違いや寝る時におすすめの姿勢とは?

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みなさん、寝るときの姿勢は決まっていますか?

「私は仰向けで寝ていることが多いです!」

寝ている時の姿勢のことを「寝姿勢」と言い、

この姿勢が悪いと疲労の回復や翌日の体調にも影響を及ぼす可能性があります。

そこで今回は、

寝姿勢の種類や特徴、寝る時におすすめの姿勢などについて紹介したいと思います。

眠ってもあまり疲れが取れないという方は、

ぜひ参考にしてみてください!

目次

寝姿勢とは

はじめに寝姿勢とは、

寝ているときの姿勢のことを言い、主に仰向け寝横向き寝うつ伏せ寝の3つに分けられます。

理想的な寝姿勢は「仰向け寝と言われていますが、

それぞれの寝姿勢で良いところ・悪いところがあるので確認してみましょう!

理想的な寝姿勢「仰向け寝」

人がまっすぐに立った姿勢のとき、背骨は自然なS字カーブを描くそうです。

この姿勢を維持したまま寝ることが理想的な寝姿勢と言われており、それに近い寝姿勢が「仰向け寝」だと言われています。

仰向け寝は背骨が自然なS字カーブを保ち、真っすぐになるため、猫背の改善や防止の効果が期待できます。

また、

体圧が分散されるので身体への負担がかかりにくく、血流が促進されることで身体の疲労回復につながります。

仰向けで寝る際は、上半身を軽く起こして寝ると胃酸の逆流を防ぎやすいそうです。

メリット
背骨に負担がかかりにくい
猫背の改善
体圧分散されて、疲労回復につながる

仰向けで寝ることによるデメリットは、

重力によって舌が下に落ちてしまうので、空気が通る気道が狭くなり呼吸を妨げる可能性があります。

いびきをかく人や寝ている時に一時的に呼吸が止まってしまう「睡眠時無呼吸症候群」の人の場合にはおすすめできないそうです。

デメリット
舌が落ち気道が狭くなるので、呼吸がしづらくなったりいびきをかいてしまう

横向き寝 いびき対策に!

横を向いた体勢で寝ることを「横向き寝」といいます。

横向き寝は舌が落ち込むことによる気道の妨げが起きにくいため、いびき対策になります。
(睡眠時無呼吸症候群の方にも横向きで寝ることが推奨されているみたいです。)

腰に負担をかけにくい寝方とも言われ、

足を曲げて少し背中を丸めて寝ることで、腰の筋肉の緊張を和らげて楽に寝ることができるそうです。

その時に、

両膝の間にクッションやバスタオル、枕などを挟んで寝るとより効果があると言われています。

メリット
呼吸がしやすい
腰に負担をかけにくい

デメリットとしては、体の片側が下になるので、下になった部分に負担がかかりやすいことです。

そのため、

血行が悪くなったり、体が歪んでしまう原因になってしまいます。

横向き寝は巻き肩になりやすく、背中や腰の筋肉が硬くなって腰痛につながる場合もあるので、

横向きで寝る際はできるだけ抱き枕を活用するようにしましょう!

デメリット
体の歪みの原因に

また、

横向き寝は寝る向きによっても効果が変わります。

右向き寝

右側を下にして寝ると、胃に入った食べ物は左上から右下に向かって腸に入っていくので、消化がスムーズに進みます。

なので、

胃もたれをしたときは体の右側を下にして寝ると改善されるそうです。

また、心臓の位置が上になるので、心臓の負担を軽くすることができるとも言われています。

左向き寝

左側を下にして寝ると消化系の臓器、胃や膵臓への負担が軽減されるので、消化作用が促進されると言われており、

さらに、

リンパ液の分泌もよくする効果があるので、老廃物や体内の毒素の排出にも期待できます。

食後すぐや、逆流性食道炎の心配がある人などは胃腸の負担の少ない左向き寝で寝ると良いでしょう!

胸焼けのときも体の左側を下にして寝ると改善されるそうです。

うつ伏せ寝 精神的に落ち着く寝姿勢

お腹を床につけて寝ることを「うつ伏せ寝」といいます。

お腹を下にして寝るため、お腹が温められて安心感を得ることができたり、

重力によっての舌の落ち込みがなく、気道が狭くならないので呼吸が楽になって、いびきや睡眠時無呼吸症候群の対策にもいいそうです。

メリット
安心感が得られる
呼吸がしやすくなる

ただ、デメリットが多いと言われています。

うつ伏せ寝は呼吸のために左右どちらかに首をひねり、枕に顔を押し付けてしまうことになるため、

首や顔に負担がかかり歯並びや顔の輪郭のゆがみ、顎関節症(がくかんせつしょう)につながる可能性があります。

そのため、

短時間のうつ伏せ寝は良いですが、長時間は寝ない方が良いかもしれません。

また、

顔が枕と擦れやすく、肌荒れや乾燥肌の原因にも・・・

デメリット
首に負担がかかりやすい
歯並びや顔の輪郭がゆがむ可能性がある
肌荒れの原因にも

赤ちゃんの場合、

原因不明で赤ちゃんが突然亡くなってしまう乳幼児突然死症候群(SIDS)という病気のリスクがあるとされているので、うつ伏せ寝はさせない方が良いかもしれません。

まとめ

寝る姿勢を意識するだけで、いびき対策や疲労回復の効果などを高めることが出来ます。

そのため、

自身の体への負担を考慮しながら、自分に合った寝姿勢を見つけることが大切です。

寝姿勢を見直す以外にも、自分にあった寝具選びや睡眠時の環境を整えて質の良い睡眠につなげていきましょう!

最後までご覧いただきありがとうございました_(._.)_

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